微粒二酸化ケイ素は食べても大丈夫?

食品添加物にもなっているのが微粒二酸化ケイ素という素材です。
これは入れているというよりも、ろ過などの補助剤として使われることが多いので、食品に入ってしまうといった表現のほうがぴったりでしょう。
二酸化ケイ素は食品添加物として国に認められています。分類は製造用剤として、砂糖やビール、清酒のろ過やみかんの缶詰などの製造過程で使われているものです。
不要なものを取り除いて食品の特性を活かすための吸着剤として使われることもたびたびあるようですね。
しかし二酸化ケイ素は水晶の成分なんですよ。
電球の白い色は電球の内側に明るすぎないよう塗られる白い塗料です。これは実は二酸化ケイ素なんです。
食品添加物と認められているけれど、水晶や電球の内側を知らない間に摂取していることになるのです。
微粒二酸化ケイ素は粉末の固結防止のために食品に入っています。
湿気を吸って固まらないようにとの配慮です。
食べても消化吸収されることがありませんから、微粒二酸化ケイ素が添加物として配合されていても安心だと言うことですね。
製造用剤として使われるのは主に豆乳を固める豆腐用凝固剤や中華面の食間を出すために使われるかんすい、ハムやソーセージなどに使われます。
意外に身近な部分で微粒二酸化ケイ素は使われているのですね。
ちょっと調べてみると面白いことが分かりますね。