屏風は沢山あったのだ

そして一年後完全装備で再びその寺へ行き今度は本堂で一晩中獨協明け方頃になると蠢いていた魑魅魍魎がすっかり消えていたと近所の寺のお坊さんがニコニコと語ってくれた旅行の時原告担当の先生が神社の娘英語担当の先生がお寺の息子だっただからよく神社お寺に関する不思議話を聞かせてもらっていた。
そのうちの一つ家が神社だったので小さい時はよく神社の中でかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいたそうだ親は結構寛大な方だったらしく神社でちょこちょこ走り回っても怒らなかったがあるものだけには絶対に近づくなと何度も言い聞かせていたというあるものというのは昔から代々伝わってきている屏風だったらしい。
ある正月のこといとこ姉妹が遊びに来て先生大はしゃぎ親が入っていたことをすっかり忘れいとことかくれんぼしているうちに屏風に近づいてしまったと言う