【医師が解説】減塩食にはフルーツや 豆、加工大豆 がおすすめ

フルーツ
フルーツはほぼ無塩なので、塩分を控えたい方におすすめです。
・バナナ
・キウイ
・タンジェリン
・いちご
・メロン
・アボカド
果物に豊富に含まれるミネラルは、以下の理由で血圧を下げます。 果物の栄養素が血圧を下げる理由
ミネラル
体から塩分を排出する
血管の狭窄を防ぐ
果物は加熱する必要がないので、香辛料の塩分摂取を気にせず、豊富なミネラルを丸ごと摂ることができます。
【血糖値が高い人は果物の食べ過ぎに注意】
血圧を下げるために積極的に食べたい果物ですが、血糖値が高い人は食べ過ぎないようにしましょう。
果物には果糖が豊富に含まれているため、血糖値をさらに上昇させる可能性があります。
糖尿病管理の目安は、1日1個(80kcal)の果物でいいので、この範囲で食べましょう。
1日1単位(80kcal)の目安量
・バナナ 1本
・りんご 1/2個
・みかん 2個
・キウイ 2個
・ぶどう10~15個(マスカット、巨峰など)
宮崎県宮崎市の減塩食でおししい弁当を管理栄養士が詳しく解説
豆、加工大豆
乾燥豆や大豆加工品もほぼ無塩です。 基本的にどの豆でも構いませんが、以下の豆がおすすめです。
大豆加工品
・大豆
・あずき
・ひよこ豆
・豆
・ 白い豆
・豆乳
・炒り大豆粕
・豆腐
・油揚げ
・納豆(たれ、からしは塩分を含みます)
ただし、製品によっては、缶詰またはドライパックされた豆には約0.4gの塩が含まれている場合があります.
豆類や大豆加工品にはミネラルや食物繊維が豊富に含まれており、血圧を下げる働きのあるミネラルには、カリウム、マグネシウム、カルシウムがバランスよく含まれています。 豆類の栄養素が血圧を下げる理由
ミネラル
体から塩分を排出する
血管の狭窄を防ぐ
食物繊維
動脈硬化を防ぐ
さらに、大豆はタンパク質が豊富です。マメ科植物由来の植物性タンパク質を多く食べ、肉や卵などの動物性食品を減らすことで、血圧を上昇させる高脂血症やアテローム性動脈硬化を防ぐことができます.
豆や大豆加工品のおすすめの食べ方は以下の通りです。
豆・大豆加工品のおすすめの食べ方
無塩豆ブレンドを使用することで、さまざまな豆を手軽に摂取できます。 豆乳にきな粉を加えても、2種類の大豆加工品を手軽にお召し上がりいただけます。
納豆自体は無塩なのでそのまま食べるのがおすすめ。
【ほぼ無塩!納豆のおすすめ調味料】
・ラー油(塩分0g)
・黒こしょう(塩小さじ1杯につき0.01g)
・黒酢(塩分0g)
・無塩バター(食塩分0g)
これらのスパイスにネギ、大葉、にんにくなどの香味野菜を加えると、ほぼ無塩なのに驚くほど美味しい食事が楽しめます!